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CFDの税金 | サラリーマンの副業は確定申告をしましょう

サラリーマンにとって納税は会社が行ってくれるもので、CFDを実践するにあたり一つの壁が確定申告でした。

やはり何事にも初めてはドキドキします。

しかしCFDを実践するなら確定申告は必須ですので意を決して飛び込みましょう
※今年、初めて確定申告をしましたがそこまで難しくなかったですよ。

 

今回はCFDの税金について紹介します。

 

対象とする人

普通のサラリーマンが副業としてCFDを実践している場合を想定しています

 

ポイント

  • CFDの税金は雑所得の申告分離課税です

 

CFDの税金について

CFDで支払わなければならない税金の基本的なところから見ていきます。

 

所得の種類について

CFDの税金は所得税の中で雑所得に分類されます。

雑所得とは、他の9種類の所得のいずれにも当たらない所得をいい、公的年金等、非営業用貸金の利子、著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税、講演料や放送謝金などが該当します。
出典元:引用 – 国税庁「No.1500 雑所得」

 

他の9種類というのは、以下の所得です。

  • 利子所得
  • 配当所得
  • 不動産所得
  • 事業所得
  • 給与所得
  • 退職所得
  • 山林所得
  • 譲渡所得
  • 一時所得

つまり、CFDの税金はそれ以外、どの所得にも所属しない「その他の所得」ということです。

 

雑所得の課税方式について

次に、雑所得はどのように課税をされるのか?(どれくらい取られるの? 😥 )ですが、雑所得の課税方式は基本的には総合課税です。

しかし、種類によっては「源泉分離課税」や「申告分離課税」といったものがあります。

 

総合課税

他の所得金額と合算して税金を計算します。

普通のサラリーマンなら主にお給料と合算されます。
いっぱい稼ぐと、いっぱい納める課税方式ですね。

他にどのような総合課税があるかは国税庁のHPに載っています。課税方法が「総合」と記載されているものが対象です。

これらすべての「総合」と合算されて税金を支払います。

出典元:引用 – 国税庁「所得の種類と課税方法」

 

サラリーマンの副業として雑所得の総合課税は以下のようなものがあります。

雑所得(総合課税)の例

  • アフィリエイト
  • 仮想通貨
  • ソーシャルレンディング

 

合算した所得金額に対する税金は以下のようになっています(2019/9現在)

課税される所得金額税率控除額
x ≦ 195万円5%0円
195万円 < x ≦ 330万円10%97,500円
330万円 < x ≦ 695万円20%427,500円
695万円 < x ≦ 900万円23%636,000円
900万円 < x ≦ 1,800万円33%1,536,000円
1,800万円 < x ≦ 4,000万円40%2,796,000円
4,000万円 < x45%4,796,000円

900万円を超えると一気に損した気分ですね 😥

 

源泉分離課税

サラリーマンの副業として雑所得の源泉分離課税は特にありません。
支払う税率は以下のようになっています(2019/9現在)

一律20.315%ですね。

税金税率
所得税15%
復興特別所得税0.315%
住民税5%
合計20.315%

 

申告分離課税

基本的には総合課税と述べましたが、他の所得金額と合算せずに分離して税金を計算するのが分離課税です。

CFDは申告分離課税に含まれます。
申告分離課税は他に先物取引やFXといったものがあります。

総合課税と違っていくら稼いでも税率は20.315%の固定です。(総合課税と比べ900万円以上稼げるようになったら有難みが増しますね)

 

サラリーマンの副業として雑所得の申告分離課税は以下のようなものがあります。

雑所得(総合課税)の例

  • CFD
  • 先物取引
  • FX

 

支払う税率は以下のようになっています(2019/9現在)

税金税率
所得税15%
復興特別所得税0.315%
住民税5%
合計20.315%

 

CFDの税金をお得にする方法

税金は納める必要がありますが、少しでもお得になるよう工夫していきたいですね。

損益通算

同じ雑所得の申告分離課税内なら損益通算ができます。

例えば、各社以下のような損益になったとします。

会社取引種別損益
A社先物取引+10万円
A社FX+20万円
B社CFD+30万円
C社CFD-60万円

利益が出ている+10万円、+20万円、+30万円それぞれに対して税金を納める必要はありません。

これはいったん通算してから税率20.315%がかかります。

損益通算

通算します:+10万円 +20万円 +30万円 -60万円 = 0万円
通算後税率計算します:0万円 × 20.315% = 0円

 

同じお仲間である雑所得の申告分離課税は一色単にできます。
つまり、今回の例では税金を払う必要はありません 🙂

これは確定申告時に記入すると勝手に損益を通算してくれますが、年末に帳尻合わせすることで税金をお安くする方法として先に知っておくとよいと思います。

 

必要経費

CFDの取引に必要な経費は取引利益から差し引くことができます。

つまり、

必要経費を考慮した納税額

取引利益:+100万円
必要経費:-50万円
税額:(+100万円-50万円) × 20.315% = 101,575円

取引利益からすると、100万円 × 20.315% = 203,150円払う必要がありますが必要経費を差し引くことにより税額が半分になりました。

私は去年書籍(CFDではなくFXですが)を必要経費として確定申告時に記入しました。
それ以外にセミナーの参加費、交通費など挙げられますが、自己申告です。

家賃や光熱費といった難しい項目もありますが何かツッコまれてもちゃんと返答できるようにしておきましょう。

ただし認められない場合もあると思いますが、そこはご愛敬で。

 

本気で節税したい方

税理士さんに相談しましょう!

素人のわれわれがどうあがいてもプロには勝てません。
節税に勉強時間を割くぐらいなら別のところに時間を使いましょう。

私は今のところ、確実に経費と認められるものしかあげていません。

あと領収書は取っておきましょう。書籍はすべてamazonからの購入だったため領収書をダウンロード&印刷をしてバインダーにまとめてあります。

これはCFDのために購入しました!と胸張って言えるようにしておきましょう。

 

私はいつ税理士さん?に踏み込まれてもいいようにまとめてあるものです。

  • 給与所得の源泉徴収票データ(会社からダウンロードしたもの)
  • 損益表(自分でExcelでまとめたもの)
  • 各証券会社の取引表(各証券会社からダウンロードしたもの)
  • 領収書(amazonからダウンロードしたもの)

 

いつでも、ササッと説明できるようにしておきましょう。

 

利確の先延ばし

税金というより複利効果になると思いますが、利益の20.315%分多く建玉を持つことができます。
つまり、利確してしまうと利益の80%程しか建玉を持つことができません。
しかし、利確を先延ばしすることにより利益の100%を建玉として持つことができます。

ただ、よくある年数が経過するごとに指数的にお金が増えるグラフをよく見かけますがあんなグラフにはなりません。

こちらも数字的なお遊びになると思いますが、ご参考程度に 🙂

 

グラフの条件

  • 初期資金:100万円
  • 年率:7.0%
  • 複利は確定利益なし
  • 単利は1年ごとに決算をして、税金を納めた後の値
  • 複利暴落は20年目に-50%

 

20年後の状況

複利単利複利(20年目暴落)
未確定損益3,869,684円1,000,000円1,808,263円
確定利益0円1,115,590円0円
時価評価総額3,869,684円2,115,590円1,808,263円

 

極端な例を出していますが、20年後の時価評価総額は、複利 > 単利 > 複利(20年目暴落)となります。
複利で運用すると、高値で暴落したときの損失が大きくなります。

 

 

言いたかったこと

上のグラフで言うと、20年目にオレンジ線の位置(複利 評価損益)にあったとしても、こんなきれいな曲線には絶対になりません。
ジグザグジグザクします。時には単利を大きく下回る可能性もあります。
しかしどっちがいい?と言われたら複利だと思います。暴落時に慌てないようにしましょう。

 

サラリーマンの確定申告は必要?不必要?

確定申告が必要な人は、国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」に記載されています。
つまり、これをいずれも満たさない人は確定申告をする必要はありません。

一般的によく言われているのが以下の条件を満たす方です。
お金は副業以外、お給料からしか増えません!という方なら大丈夫だと思います。

確定申告する必要がない人

  • 給与の年間収入金額が2,000万円以下
  • 1カ所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円以下の人

 

ただ、利益が出ている場合は住民税を納める必要があります!

住民税は所得税と別腹です。
最寄りの市役所に伺いましょう。

ちなみに、確定申告をすると住民税の手続きも行ってくれます。
そのためe-tax環境が整っているサラリーマンが確定申告をすると市役所に行かなくても住民税の手続きができます。

ただ!たとえ確定申告が不要な条件を満たしていても確定申告すると税金を取られますので注意してくださいね。
しなくてもいいよーってだけで、したらちゃっかり取られます!

 

確定申告をした方がよい人

雑所得が20万円以下の人は確定申告をする必要がありません。

ただ、損益通算がマイナスの人は来年以降もCFD(副業)続けるよ!って方なら確定申告をしましょう。

その理由として3年間損失を繰り越しをすることができるからです。

先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除は、次の順序により行います。

(1) 先物取引の差金等決済に係る損失の金額が前年以前3年以内の2以上の年分に生じたものである場合には、これらの年のうち最も古い年分に生じた先物取引の差金等決済に係る損失の金額から順次差し引きます。
(2) 雑損失の繰越控除を行う場合には、まず、先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除を行った後、雑損失の繰越控除を行います。

出典元:引用 – 国税庁「No.1523 先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除」

 

雑所得の方にはイメージできる図がなかったので。。。
譲渡損失の損益通算及び繰越控除の方の図ですが、雑所得の方もイメージはつかめると思います。

 

出典元:引用 – 国税庁「No.1474 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除」の図

 

今年損失を出しても、3年以内なら取り戻せる可能性があります。

図にも記載されていますが、3年間は必ず確定申告をしましょうね。

 

損失繰越できる?できない?

  • 〇 雑所得の申告分離課税(CFD、先物取引、FXは可)
  • × 雑所得の総合課税(アフィリエイト、仮想通貨、ソーシャルレンディングは不可)
  • 〇 譲渡損と配当所得の申告分離課税(株、ETF、投資信託は可)

 

会社にばれないために

今年行ったe-taxの場合ですが、途中で「住民税・事業税に関する事項」が出てきます。
そこで「自分で納付」にチェックすることで会社にばれずに済みます。

確定申告時期になったらアップしたいと思います(願望)。

私の場合ですが、今年の6月上旬に第1期分が届きました。
まずはコンビニ等で納付してねと来ました。
同時に口座振込用紙が入っていたので記入して送り返しました。
今後は自動で引き落とされることでしょう。

 

 

私は行ったことありませんがサラリーマンになじみのない確定申告を覚えると還付申告もできたりします。ぜひ覚えておきましょう。

 

 

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